ご遺体と対面させていただきました。
立ち会われた職員の方によると、執行前は穏やかで落ち着いてて、私に遺品を送るのに迷惑にならないようにと気にされていたとのことです。
お顔は若い頃より痩せていて、穏やかに眠っているようでした。
午前10時過ぎに名古屋拘置所からご連絡を受け、遺言により遺品を引き取ってほしいとのことを伝えられました。遺品の確認は明日でも良いとのことでしたが、私が明日は予定があるので今日参りました。
15時頃名古屋拘置所につき、マスコミの方が玄関にたくさんみえたので、顔がみえないようにと職員の方が車を出していただき配慮していただいた上で中に入りました。
職員の方から説明や上記最期のご様子をうかがい、遺体と対面させていただきました。
私は外部交通権を持たないので、これまでも面会はしたことがありません。
これが最初で最後の対面となりました。
その後独房内で使われていた日用品、本、衣類、描きかけの絵、貴重品などを確認させていただき、今日持っていくことが難しいものについて私の自宅への郵送手続きをしました。
宮前さんとやりとりをさせていただいてから、非常に几帳面で、優しく、気遣いのある方だと感じておりました。また色々な質問に答えてくださり、さらに役立つならと資料の公開を許してくださり、色々とお世話になり、有り難く思っております。
その人柄と、事件の残虐さのギャップがすごいなと時折感じておりました。どうしてあのような残虐な事件が、あのような穏やかな組織から起こったのか、ご本人は言葉にすることが難しいと表現している部分もありますが、もちろん非常に反省されていて、それゆえのこのブログやwebギャラリーなのだと思います。
なるべく今後も、事件を風化させないように、遺されたものを社会にお役立てしたいと思っております。
管理人
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